友人のMちゃんが最近蛇口の水トラブルに見舞われたそうだ。蛇口から水漏れしていたため、業者さんに交換をお願いしようと思っていたのだけど、彼女の旦那さんが自分で治すと言い出したのだそうだ。ホームセンターでパッキンやら何やらを揃えて修理してくれたものの、水漏れは治らない。調べた結果、レバーハンドルの具合も悪いということがわかって、メーカーに取り寄せの依頼をしたのだが、すでに部品の製造が終わっていたため手に入れることができず、結局新しい蛇口と交換する羽目になってしまったのだそうだ。何でもメーカー側は10年の経過をめどに部品を作らなくなってしまうことが多いため、下手に部品だけ交換しようと思うと失敗することが多々あるらしい。だから10年以上経った蛇口が壊れてしまった場合は、直すよりも新品に替えてしまう方がかえってお得なんだそうだ。

それに蛇口も年々進化しているので、新しいものほどエコを意識して作られているため、そういう意味でも長い目で見ればお得になるとのこと。なるほど、下手に安く済まそうとあがくよりも、思い切って新しい蛇口本体に替えてしまう方が経済的だなんて、お得な情報を教わって本当によかった。我が家の蛇口も家と同い歳なのでもう15歳になる。もし調子が悪くなった場合にはMちゃんの助言を活かして、新品のものに取り替えようと思っている。

少しだけ、蛇口が壊れるのを楽しみにしている自分がいるのだった。