シャワーの出が悪い時は水道のトラブルを疑うべし

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今住んでいるアパートに引っ越してきたばかりの頃の話だ。子供と一緒にシャワーを浴びていると、お湯の出方が強くなったり弱くなったりするのに気付いた。お湯の出が弱くなると、急にお湯の温度が熱湯並みになったり、そうかと思えば突然ドシャ―ッと出て水になってしまったりする。何の予兆もなくそれが突然起こるので、火傷する危険がある。子供たちも引っ越してきてからというもの、お風呂に入るのが怖いとまで言い出すようになってしまった。確かにこんなにお湯の量と温度が不安定だと、楽しいはずのお風呂タイムが単なる罰ゲームになってしまう。不動産会社に実情を訴えると、すぐに業者さんを呼んでくれた。ただその業者さん、大家さんから何か言われているのか、いくら私達がシャワーの調子が悪いと訴えても、これが普通だと言い張る。頭に来たので、私はお風呂の温度を38度に設定し、その状態でシャワーを業者さんの手に数分間かけ続けてもらうようお願いした。そして結局、ものの一分も経たずに「どうやら故障しているようですね」と言わせたのである。

私はてっきりガスの調子が悪いのかと思っていたけれど、どうやら原因は水道の方にあるそうだ。湯量が安定しないと温度も同時に安定しなくなってしまうらしい。やはりシャワーの出が悪い時はまず、水道のトラブルを疑うべきなのだ。

それから粘りの交渉を続け、風呂釜も新しいものに替えてもらうことになった。それまではシャワー機能しかついていなかったけれど、新しいものは追い炊き機能が付いているとのことで、私は思わずガッツポーズをした。それでこそ罰ゲームを受けたかいがあったというものだ。

暖かい湯船に浸かれる日が来るのが、今から楽しみで仕方ない。